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12/25/2007

国立への道~天皇杯準々決勝愛媛-川崎

浦和が順調に勝ち進んでいれば、この日の試合には浦和が出ていたはず。となればさいスタも1万人以下の観客動員ということにはならなかったはず。サッカー協会も当てが外れてしまいましたが、それでも今年2回目の生観戦となる愛媛がどのような戦い方を見せるかを楽しみに行きました。

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愛媛0-2川崎

  • この日の愛媛は「いい愛媛」でした。前の東京V戦ではパスミスが目立ちましたが、中盤では大きなミスはなし。ミスがないと丁寧に組み立てていく愛媛のチーム力は相手にもよりますが、J2上位の力はありますよね。
  • 実際前半の途中までは、3バックの裏側をつく、という実にセオリー通りの攻めが効いて、愛媛優勢といっても差し支えはなかったわけです。
  • 特に左サイドの江後、森脇の出来はよかったですね。また、キーマンはボランチに入った宮原、だったわけで、彼を完全移籍で獲得したのは来年の愛媛にとっては大きいなぁ、と感じられる試合でした。
  • ただ、まぁ、ジュニーニョ、チョンテセを始めとする前線の個人能力の差はいかんともしがたいものがあるのは事実なわけで。それが金守の退場につながってしまったのかなぁ、と。
  • それでもスタイルを変えない愛媛、というのは、リーグ戦でも見られた姿ではあるけれども、やはりすごいなぁ、と思いました。
  • しかし、リアリズムに徹しない、というのも、長いリーグ戦では弱みになるわけだ。
  • 川崎・大橋のゴールは、フリーの大橋に渡った時点で、「入るかも」と思いました。大橋って流れに乗っているとはとても思えないんだけど、今年はここ一番のキックの精度で結構貴重なゴールをあげてますよね。絶滅危惧種、巧いトップ下なんだけど、トップ下のポジションがいる川崎だと上手くはまるんでしょうね。
  • ジュニーニョが決定的な場面でもっと決めていれば、もっと川崎にとってはラクな展開だったはずですが、まぁそれは次戦鹿島戦にとっておいた、ということで。
  • 愛媛がリードされようが、退場者が出ようが、あまり前掛りにならず、かといって守備的にもならなかったために、川崎得意のカウンターが発動しづらかった、というのもあるんでしょうけど。

私個人としては、3年前の2004年の天皇杯も見ていますが、あのときは愛媛が前半守備的に来てあるていど守れたものの、後半は個人能力で上回られて決壊した、という印象だったと記憶しています。それに比べれば、愛媛は格段にチーム力を上げました。ただ前述のように、リアリズムはない。はまれば強い、というチームが去年も今年も愛媛のカラーなのかもしれません。それは若手の有望選手をレンタルで集めたチームという、愛媛の長所でもあり、短所でもあるのでしょうね。(それをまとめる望月監督の手腕はたいしたものですが)

一方の川崎、とにかく勝ち進むのが、最大の目的ですから、これで最上の結果、です。チーム力、という点で言えば、J1昇格後確実に力をつけているのはまちがいないですが、これが永遠に続くはずもない。取れるうちにタイトルを、という意味では、なんとかここ1、2年の内に目標を達成してもらえるといいなぁ、と思います。

しかし、村カムキャノンはふかさなくなったよなぁ。仙台時代とはえらいちがいだな。

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