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03/03/2008

今年のJ2の注目点その1~降格チームはどうなる

いよいよJリーグ開幕まで1週間をきりました。今年もJ2中心のウオッチをしていこうと思っていますが、自分なりの注目点を整理しておこうと思います。

ますは降格した3チームは? ということで。99年にJ2が始まってから、その年に降格してきたチームが全て昇格できなかった年は2回だけ。99年(降格チームは札幌)と2004年(降格チームは京都、仙台)。つまり、降格チームは昇格の有力候補であることは間違いない。ところが優勝した例は1回(2001年の京都)だけで、昇格するにしてもかなり苦しんでいる。これは、J2リーグの戦い方が明らかにJ1とは質が違う、ということを示してるのではないか。去年東京Vの土屋がスカパーのインタビューで、「J2では予想もしないところで適当なところに蹴ってくるようなケースがあるので、それに慣れるのに時間がかかった」というようなことを話していたと記憶している。こういうことは個々人の技術のレベルではなく、暗黙の常識が通じない、ということなんだろう。これがいわゆる「J2の洗礼」であり、そういう戦い方をしてくるチームはJ2下位に多いのでアップセットを時々招く原因になっていると思われる。

今年降格した広島、甲府、横浜FCの3チームはいずれもJ2に降格したことがあるチームだが、選手、コーチにJ2経験者が少ないのは、広島。チーム力では明らかに格上だが、特にペトロビッチ監督がこの特殊なリーグの特徴をつかみ対応するにはかなり時間がかかるのではないか。

甲府に関しては、非常に目指しているサッカーの評判が高いチームだが、J2はいい戦術、システムが必ずしも勝ちに結びつかないリーグであることは、過去の実績が証明している。前回の昇格時もやはり鍵は、バレー、つまりは最後は個人能力だった。さらにその年の勝ち点69は実は過去の3位チームの中で最も勝ち点獲得率(勝ち点÷(試合数×3))が低かった。甲府のスタイルはJ1でも通用するが、何が何でも勝ち点を分捕っていくスタイルではないような気がする。理想とリアリズムの差に苦しむような気がするが、どうか。

最後に横浜FC。主力選手の移籍も多く、去年1年間で完全にチームの根幹が壊れてしまった、といってもいいと思う。今年は再び1からの再構築の年だろう。そういう意味では、都並監督という選択は悪くない。ただし、過去の例から言うとどうしても時間のかかる指導者である、という感じは否めないのではないか。

というわけで、私個人の予想は、昇格に絡むのは広島。それでもよくて2位、もしくは3位、かなぁと。ただ持っている個人能力の単純な総和は今年のJ2の中では図抜けているので、優勝の可能性は十分。そのためには、監督がスタイル、理想にこだわらない、ということが必要、かもな。

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