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09/27/2009

マルセロ・ソアレスは昇格の鍵になるのか?

気はつけば3ヶ月以上も更新していない。それでもひたすらJ2リーグはスカパーで見続けております。少しここにきてC大阪が抜け出した感じで、マルチネス頼りが不安、と前の記事でかいてしまいましたが、実はマルチネス抜きの方が守備が安定したのだよね、という結果。すいません。見る目がありませんでした。
というわけで、今回は少し趣向を変えて、仙台 マルセロ・ソアレスについて。仙台系のブログをつらつら見てると、なんでソアレスをもっと使わない! みたいな意見が多いので、私なりの考察をば。
今年のJ2は試合を1人で決めてしまうような外国人ストライカーが少ないのが特徴。今までのJ2リーグでは、必ず昇格するチームにそういう選手がいたものである。古くは2000年札幌のエメルソン、2001年仙台のマルコス、2003年新潟のマルクスや2004年川崎ジュニーニョ、とかとか。彼らの特徴を一言で言えば「バイタルでボールを持ったら1人で何とかしてくれる」ということ。札幌時代の三浦監督が言っていたような気がするけど、「J2で勝つためにはまずは守備の整備、攻撃についてはいい外国人を補強するのが早道」なのだそうだし、実際それで成功してきたチームは多い。
で、ソアレスである。彼は確かに試合数の割りに得点を取っているし、決定率は高い。(22%)得点ランク上位者でこれを超えているのは大黒のみ。さらに1試合あたり得点は0.95と得点上位ランク者中ではダントツの高さである。ではソアレスは昇格を決定付けるようなストライカーなのか?? といえば、彼には結構穴があると思う。
ひとつは、ペナルティエリア内でボールを収めればシュートは上手いが、バイタルエリアから1人で何とかしてくれる感じがあまりしないこと。
もうひとつは、どうも戦術理解がいまいちなこと。シーズン当初やたらとオフサイドになっていたこと、や平瀬の「彼は自然児」といった発言から伺える。
というわけで組織力が最大の売りの仙台の中では、かれは非常に使いづらい選手だったのではないか、と思う。べつに守備をしない、とかそいうのが問題ではなく、ソアレスを生かそうとすると今までは戦術を変える必要があったのを、手倉森監督は嫌っていたのではないかな。
つまり、ソアレスが生きるには相手を今までは選ぶ必要があった、と。具体的には、最終ラインが高く裏にスペースがある相手には有効。リトリートしてくる相手や組織的なブロックを作ってくる相手にはあまり効果が出ない、と。これがバイタルでボールを受けて一人で何とかしてくれればそこまで悩む必要はない。リトリートされても何とかなるんですけどね。
でも、ここにきて、ようやく戦術理解度もかなり改善が見られるので、今後は活躍の割合が高くなることが予想される。いい位置につけている仙台の最後のワンピースにようやくなりつつあるのでは、と思いまうので注目。
最後にソアレスの使用注意
・本製品はシュートの上手さが特徴です。ペナルティエリア内での使用が最大の効果があります。
・ただし、単独ではあまり効果がありません。ポストプレーヤーやスルーパスの上手いMFとあわせて使用することをお勧めします。
・バイタルエリアで使用すると、効果が落ちます。
・守備はしますがあまり有効に働きませんので、期待しないでください。
・システムにはめ込もうとすると、効果が現れるのに時間がかかります。そういう使い方をする場合は、長い目で見てください。
・不思議な踊りを時々しますが、仕様です。
・身長のわりにヘディングが上手くないのも、仕様です。

次回はまたまた仙台、で永井の重用される意味、でも。

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